第101回「オシネマ『スティーブ・ジョブズ』」

2016年2度めのオシネマはダニー・ボイル監督、「ソーシャルネットワーク」でアカデミー脚本賞を受賞したアーロン・ソーキン脚本の話題作であります、スティーブ・ジョブズでございます。

1984年のMacinosh、88年のNeXT Cube、98年のiMacというジョブズの人生の中でも最も輝いた舞台、その重要な場面はあえて描かず、その直前の40分間を3回繰り返すという奇をてらいまくった脚本の超絶会話劇であり、それはそれはとにかくファン向けといいますか「ジョブズ?Mac作った天才で最近死んだ人?」くらいの予備知識で軽快に映画館を訪れたぬるオタをフルスイングで打ち返す尖りまくった構成に見終わることにはヘトヘトなわけです。

わたしの心によく残ったシーンは、元ペプシコーラ社長でAppleCEOになりジョブズを解雇した張本人であるジョン・スカリー(彼のマーケティングの功績は数知れず、個人的にはペプシチャレンジが好き)とジョブズがバーで語らい、「Do you want to sell sugared water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world?」を再現するところ。あとは時間に厳しいジョブズがリサのためにiMac発表会の時間を遅らせるところ(そんなわけない)です。

よく出来た脚本であることはじゅうじゅう承知、頭ではわかっているんだけど、いるんだけど・・・というところ。

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